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春香と千早

「さようなら、春香」

通り抜ける風のようにどこまでも軽やかな響きをまとって、いつも通りのあいさつが千早ちゃんから渡される。

いつも通り。
本当にどこまでもいつも通りの動作だったのに、その時の私はなぜだかそれがとても怖かった。
だから五秒たった今でさえ、私は笑いながら「さようなら」とたったの五文字すら紡げずにいるのだ。

理由もなにもわからないけれど、ただ言葉と同じようにたおやかに笑う彼女の顔を直視できなくて、強かに下唇を食む。

怪訝そうに私を見る千早ちゃんが、目の前にいる。

早く返さなきゃ、さようならって、返さなきゃ。
ぐるぐると堂々めぐりの思考は、そこだけをずっとずーっと繰り返しててやっぱり私は言葉を返せなくて、ふいにすごく泣きたい気持ちになった、
これまでできていた言葉を返せないのは、もしかするとすごく子供っぽい理由なのかもしれないのを薄々理解しているからだろうか。

ある春の日の黄昏時のこと。


             ごきげんようの合図

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プロフィール

ひゃくまるP

Author:ひゃくまるP
アイマスにはまりすぎて耳汁とか色々出てる人のブログです。
基本的にアイマスの小説とか書いてうはうはしてます。
あとはニコマスの紹介とか。 夢に春香さんが出てきます。
メッセやメールは→ hyakumaru0313あっとまーくhotmail.co.jp

願わくば、全てのプロデューサーさんと握手できますよう。

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